NTTの退職エントリーが話題

この赤枠はエンジニアの血で囲っています

エンジニア必読の退職エントリー

今週は下記のNTTの退職エントリーが話題になりました。少し長いですが ITエンジニア(特にソフトウェア関連)を目指している方には是非とも読んで頂き日本のIT業界の現状を認識して頂きたいです。
参考 6年勤めたNTTを退職しましたSoftware Transactional Memo 参考 NTTの株価総額が世界一だった時に、Microsoftに転職した理由Life is beautiful

これは NTTだけの問題ではない

この退職エントリーは NTTだけの問題ではなく日本のIT業界全体の問題です。下記は発注側・受注側を問わず日本企業のほぼすべてに該当すると思います。

このようなセキュリティ施策そのものもやる気を殺ぐに充分だったが、それ以上にこれほど低レベルの ITリテラシな人間が実権を握り経営判断をしているという状況への絶望のほうが退職するにあまりある動機となった。

私がフリーランスを目指す理由もここに凝縮されています。経営層は専門家に任せるにしても全てを丸投げするのではなく自身でビジョンを描けるくらいの最低限のリテラシーは持ってほしいものです。

絶望的な社内環境の実例

現在は中小企業で社内SEとして働いていますが、実質的には客先常駐プログラマー状態で社内システムの開発も私が行っています。その社内システム開発を行っている PCのスペックを参考までに共有します。

  • CPU:Core2 Duo E7500(2.93 GHz)
  • メモリー:4GB(入社後しばらくは自腹で 2GB増設していた
  • ストレージ:HDD 320GB
  • OS:Windows 10 Home 64bit(Windows 7からの無料アップグレード
  • 開発環境:Visual Studio 2015
私の絶望に共感して頂けたでしょうか。この環境では下記の記事に書いた通り Visual Studio 2015を起動してソリューションを開くとしばらく固まります。この待ち時間でやる気がそがれてしまうのですが中小企業では目先のお金がすべてで費用対効果など考えて設備投資する余裕がないのでどうにもならない状態です。もちろん社内では Windows XPの PCも元気に稼働しています。
パソコン困り顔Visual Studio 2015でソリューションを開くと「応答なし」になる時の対処方法 天下の NTTですら退職エントリーにあった様な状況なのですから、日本のほとんどを占める中小企業の ITをとりまく環境は更に絶望的な状態なのです。志の高いエンジニアを目指す方は目先の安定に囚われて安易に日本の SIerで IT土方になるのではなく、多少のリスクを取ってでも GAFAに関わったり自身でサービスを開発している外資系企業やベンチャー企業を目指すのが将来のためだと思います。
首都圏在住のエンジニアの方は「リクナビNEXT」の様な転職サイトより上記バナーの様な専門のエージェントを積極的に利用された方がメリットが多いと思います。